ディープインパクトの競走本能に賭けろ!
ディープインパクト最大のセールスポイント、それは『可能性』。その『可能性』を測る指数がCUSTOMXにはあるんですよね~。別に回し者じゃないですよw
1、展開
(P前+1.2 P後6.7 P傾+5.5) 道中もそれなりに流れつつ上がりがはやい。だから桜花賞みたいなレース、つまり先行馬絶対有利の流れ。中山は今週になってやっと追い込みも届くようになったけれど、それでも依然として前有利。流れ・馬場からは先行馬を軸にせよ、ということになるかな。
2、力関係(タイムのみ)
トライアルをタイム指数から位置づけてみよう。
- 朝日杯@マイネルレコルト 65.2-62.3=63.8
- スプリングS@ダンスインザモア 57.3-65.8=61.6
- 弥生賞@ディープインパクト 45.8-74.6=60.2
- アーリントンC@ビッグプラネット 65.4-54.3=59.9
- 若駒S@ディープインパクト 46.8-71.7=59.3
- (共同通信杯@3着マルカジーク 56.2-61.8=59.0)
- きさらぎ賞@コンゴウリキシオー 47.8-68.4=58.1
- 若葉S@アドマイヤフジ 55.1-59.1=57.1
- 毎日杯@ローゼンクロイツ 42.6-69.6=56.1
- 京成杯@アドマイヤジャパン 38.8-66.5=52.7
- ホープフルS@アドマイヤフジ 41.0-59.4=50.2
- ラジオたんぱ杯2歳S@ヴァーミリアン 29.6-69.4=49.5
力関係を整理すると・・・
【S】朝日杯
【A】スプリングS・弥生賞☆・若駒S☆
【B】アーリントンC・きさらぎ賞☆・共同通信杯・毎日杯☆
【C】若葉S・京成杯☆・ホープフルS☆・ラジオたんぱ杯2歳S☆
(※☆はスロー補正しての評価)
まあ一般的な評価通りになりましたね。ラジオたんぱ杯にかんしては少し異論もありそうですが、こんなところが妥当だと思います。
3、勝負圏内馬の絞込み
今年の皐月賞、勝負を分かつポイントは以下の通り。これをもとに絞っていきましょう。
- 上がりは先行馬でも35秒を切ってくる(ノーマル馬場でT後にすれば65前後か)。差し馬が上位に来るには75近くの脚を使わなければならず、これはかなり苦しい。展開が大きく着順を左右するレース。<<R前での展開利、R後での上がりの上積み>>
- 道中もそれなりに流れる。差し馬でもT前50以上を強要される流れだ。つまり初めてのキツイペースにどれだけ屈せず今までと変わらない(もしくはそれ以上の)上がりを繰り出せるか。<<T前50以上ペースへの適性>>
以上2点が今年の(というかこれからは例年の)ポイントです。つまり1)先行力 2)上がり指数 3)ミドルペース適性 これです。
1)桜花賞同様R前40以下はもうアウトです。該当馬はペールギュント・タガノデンジャラス・シクスセンス。展開利のあるR前60以上はピックアップしておきましょう。該当馬はダイワキングコン・ビッグプラネット・コンゴウリキシオー。
2)上がり指数T後の優秀馬をピックアップ。R前50以上と以下で分けてランキング。
R前50以上(T前40以上で最速)
- ビッグプラネット 72.0
- アドマイヤジャパン 70.8
- ローゼンクロイツ 69.6
- マイネルレコルト 68.6
- エイシンヴァイデン 68.5
- コンゴウリキシオー 68.4
- トップガンジョー 66.9
- ダイワキングコン 66.3
- ヴァーミリアン 60.0
R前50以下(もちT前40以上)
- アドマイヤフジ 75.2
- ディープインパクト 74.6
- シックスセンス 72.7
- ストラスアイラ 69.5
- スキップジャック 66.2
- ダンスインザモア 65.8
- ペールギュント 64.6
- パリブレスト 63.6
- タガノデンジャラス 62.2
先行馬が軒並み65以上のT後と優秀。差し馬で条件として挙げた75前後なのはアドマイヤフジ・ディープインパクトだけ。
3)今年の皐月賞で予想されるのと同様のT前55前後のレースで高いタイム指数を出している馬がここでの物差しになりますね。
T前55前後のレース(本番に近い流れのレース)
- 朝日杯@マイネルレコルト 65.2-62.3=63.8
- スプリングS@ダンスインザモア 57.3-65.8=61.6
- アーリントンC@ビッグプラネット 65.4-54.3=59.9
- 若葉S@アドマイヤフジ 55.1-59.1=57.1
本番に近いペースで流れたのはこの4レース。マイネルレコルトは弥生賞49-68で上がっていますので今回は55~60-63~65くらいが期待できそうです。これを物差しにしましょう。
こう見ると勝負圏の馬はレコルトより前にいける馬で上がり65前後の馬、後ろから行く馬なら70以上。そうすると…
ダイワキングコン・ビッグプラネット・コンゴウリキシオー・アドマイヤジャパン・トップガンジョー・エイシンヴァイデン・アドマイヤフジ・ディープインパクト・マイネルレコルト・(ダンスインザモア)・ローゼンクロイツ (ダンスインザモアは近走55以上のレースばかり。この馬の位置取りなら皐月賞は55以下でいけそうなので上がり指数は65.8以上が見込めるため保留)
ははは。先行馬のほとんどが残っちゃいましたね。
では、これをもとに評価上位の馬をもう少し詳しく見てみましょ。
3、評価上位馬検討
●ディープインパクト
ディープインパクトの最大の売りは「追い抜こうとする気持ち」の高さ。すなわちR後指数の高さです。T後は74で2位にとどまっていますが、R後68.3は2位シックスセンスの58.3に10も差をつけるもの(しかもシックスセンスの場合は後方に位置してからのものなので大部分は気持ちではなくただ上がりがレースの中で相対的にかなり速くなっているだけ。それでも58.3。)で、これだけ「追い抜こうとする気持ち」の高さが違うと、先行馬がどれだけの脚を使おうが必ずその上を行く末脚で捕らえてしまう。少なくとも前に馬がいればT後は限界を越えていくでしょう。そのくらい競争本能というものが違うわけです。なんかベタぼめですけど、でもちゃんと上がりタイム指数もともなってますから、このくらい言ってもいいですよね。
●アドマイヤジャパン
弥生賞をのぞくと指数はグッと落ちてしまう。それだけスローのレースばかり続いたということ。前につけることができても弥生賞48に比べ本番では前半で55以上の脚を使う。その未体験ゾーンの中でどれだけのパフォーマンスを発揮できるのか。う~ん悩みの種です。ポイントはそれほどR前が大きく前後してもR後が変動せず60-63で収まっていること。つまり抑えてもたいして伸びない。ここではR後50.1の10位と追っての味には欠く。前走のようにR前58程度で行くことは最低条件になる。前についていったら末脚が心配、抑えたら追い負ける。う~ん、結構リスキーだよなあ。鞍上はペースに律儀な横山典だしねえ。
●マイネルレコルト
物差し馬だよ~っと。朝日杯・弥生賞の結果から安定したパフォーマンスが期待できる。軸ならこれだね。
●ダンスインザモア
安定してるんだよな、この馬。ここ2走とも61前後で安定。またR後が58.1の4位というのも魅力。抑えがきいてT前57→53になればR後の高さも手伝ってT後65.8→70もありえます。あ、でもそれじゃあ3着までだなw。ただ血統がダンスインザダーク産駆、中山のGⅠには縁のない血統…。血統のイメージからすれば抑えて伸びるタイプではない…。案外買えないタイプ。
●ビッグプラネット
このレースへの適性では一番でしょう。一番のセールスポイントはR前64.8(2位)。やっぱりこの先行力が今回は活きてくる。ただ、それではダイワキングコンともども評価しなければいけなくなるが、キングコンとの最大の違いはR後の高さ。キングコン28.1に対して(これを見ただけでもキングコンの弥生賞でのタイム指数は他の馬に引っ張られただけのものだと分かる)なんと50。R前高い上にここに入ってなおR後50なんだからたいしたものです。加えて新馬戦でT後70をマークし、アーリントンではT前65をマークと、道中も流れて上がりも速い今回のレースへの適性は抜群!まだ3戦目でしょ?前走アーリントンCも朝日杯と比べると評価は低いでしょうが、T前65なんていうハイペースにはまずならないメンバー構成だし、抑えて味があることは新馬戦のT後72が証明していますからね。2戦だけで判断するのは危険ですが、この馬は「タフネス」よりは「加速」型でしょう。一流のBTにはこういう馬が多いです(だから菊花賞で好成績を残せるんですね)。
●ローゼンクロイツ
可能性に満ちた馬、それがローゼンクロイツ。T前がドンドン上がってもT後70前後を崩さない。T後75前後を崩さないディープインパクトと比べると、プチ・ディープインパクトなんて。ただ本家にない武器も持っている、それはR前52.6の先行力。R後も56.5と今回タイム指数を大きく伸ばして上位に来れる可能性があります。それでも私は本家に軍配を上げてしまう。本家の武器はなんといってもR後68ですからね・・・。
●ヴァーミリアン
消した馬ですけどローゼンクロイツに触れたらこの馬にも触れないとね。前走は休み明けで凡走?いやいや、案外実力どおりの可能性はあるぞ、と。いままでT前47が最高値だった同馬がスプリングSで初めてT前59を経験(いわば緩みないペース。今回の皐月賞でも先行馬はこれくらいの数値で行かざるをえないと考えてます)。そしてベールは剥がれて一杯に。ベールが剥がれた、というのはペースへの戸惑いや休み明けなどと同じように凡走の理由としてはそれなりの正当性があるわけです。実際、TRペースで好走していたのに本番でちょっとペースが速くなったら凡走、なんて馬を私は(みなさんもそうでしょうが)イヤというほど見てきました。一度だけのレースで判断するのは非常に危険ですが、そういう見方ができるということも頭に入れておかなければいけないでしょうね。これはヴァーミリアンに限ったことではありません。ディープインパクト・ローゼンクロイツも同じようにT前50以上の経験がありません。ヴァーミリアンのケースは教訓にしておかなければいけません。要するにスロー専門の差し馬、そんな可能性も残されているわけです。
●アドマイヤフジ
若葉Sは先行馬のT前が60前後になった、いわば今回の皐月賞に直結するレースだったので、この馬も計算しやすい馬です。毎日杯では56.5-60でしたがまあ本番は前に馬がいるぶんもう少し上がり指数も出やすい状況になるので、寒竹賞を参考にすればギリギリT後70前後はいけるかなと。でもこれはかなり楽観的な見方ですけどね。この馬はきさらぎ賞でT後75を記録しているように、本来はスロー専門差し馬でしょう。GⅠで通用するとすれば一塊のスローペースという、ホントの上がり勝負でこそ。でもGⅠでそんなことはまずありえません。これがスロー専門差し馬の運命です。そのかわりTRには滅法強い、だから賞金はそこそこ稼げます。今年の神戸新聞杯ウイナーに指名しておきましょうw(これで皐月できたひにゃカッコ悪いなあ)。まあ注釈をしておけば、T前50以上の経験がある馬がほとんどいないのでほかの馬がヴァーミリアン同様だらしない結果になるようなら、浮上する。そんな位置づけでしょう。
●コンゴウリキシオー
くすのき賞の成績を考えるとT後68もある先行馬ですけどT前55以上ではT後60ちょいがいいとこかな。1800→2000で指数を落としているのもかなりきになる。レコルトを抑えるのはまず無理だな。トップガンジョーも含めてだけどR後が50を下回っちゃうのも評価を大きく下げる要因。
ふう。かなり時間かかったなあ。では評価をまとめると・・・。
【A】マイネルレコルト・ディープインパクト・ビッグプラネット (1着まである)
【B】ローゼンクロイツ (2着まで)
【C】アドマイヤジャパン・ダンスインザモア・アドマイヤジャパン (3着が精一杯)
アドマイヤジャパンとローゼンクロイツの評価、それとビッグプラネットちょっと過剰評価気味か?そんなところが気になってます。ダンスインザモア・アドマイヤフジはGⅠペースを経験済みってのが強みだわな(でもそれによって「可能性」は閉ざされてるんですけどね)。一度ペースを経験すると、なんか強みになったりするんですかね?そういうのがあると困っちゃうなあ。
再度、的中へのポイントを挙げておきますね。
1)展開に注意すること。ドスローの可能性が残されたメンバーということも忘れずに。
2)スローしか経験のない馬ばかり。本番でペースが上がって対応できない馬も必ず出てくる。かといって今までどおりのペースを守って、後方待機なんてしても、そんな手が通用する展開にはならない。波乱の目はそこにある。
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