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2005年11月 3日 (木)

アルゼンチン共和国杯を展望してみる

週の真ん中水曜日、GⅠウィークでもないのに重賞展望の理由はわかる人にはわかるでしょう。

アルゼンチン共和国杯のRLは52.0前後になりそうで昨年と同じ程度か。05京都大賞典とも同じ程度。今回は過去に同条件で走ったことのある馬が多いのでそれを振り返ってみることで展望とする。

まずは04目黒記念。RLは53.0と今回より一枚上のレース。控えたチャクラのT前が50以上なのでこの距離では早いペースだったといえるかも。

優勝チャクラ6着ダイタクバートラム9着ファストタテヤマ15着サクラセンチュリー。1頭づつ見ていきましょう。

まずチャクラ。このときは56.5kg。2走前の日経賞がRL53.5で57.0kgのMD60で4着。-0.5kgでMD62と内容良化の目黒記念は見事優勝、これは読みやすい。有馬記念・天皇賞でも7着・4着しており実績どおりだった。

続いてダイタクバートラム。03年は完全に軌道に乗り天皇賞春3着まではR前後がほとんどぶれない、まさに競走馬として連荘期に入っていた模様。それから一年、RL54-55(57kg)で好走していた馬が-20kgでRL52.5の大阪ハンブルグC(58.5kg)に帰ってきて5着。そして目黒記念、R40-60と内容としては悪くなかった。好調だった一年前もR後が61前後どまりだったことを考えればもう少し前につけていれば上位もと思わせる。一方、厳しく捉えれば展開が向いてこれなのだからハンブルクCのときの結果まんまじゃないかとも。

気になるのは57kgに戻った北九州記念RL56のレースを快勝しているところ。その後も58kg以上に戻ると良いところが全くなく好調期もしくはGⅠは同斤量だったから克服できたのではないか(これは面白い発想)とも。あと、この馬明けあまり走らないね、使われつつよくなるタイプか。

さてファストタテヤマ。前年にはRL53.4のオールカマーで58kg2着好走しているしRL52.6の阪神大賞典57kgで3着にしてはここ9着はかなり崩れた印象。しかしこれはR前33と前半控えすぎたため。R後はいつもどおりの62でとくにこの条件に不安があるわけではないと見てよさそう。近走はR前高めでも低めでもOKなレースが続いているのも好感もてる。

サクラセンチュリーは度外視できる。この前のメトロポリタンの成績も極端に悪いから。

では、次は04アルゼンチン共和国杯。RL52.0でドスローの上がりの競馬。

2着テンジンムサシ4着ダイタクバートラム5着マーブルチーフ12着チャクラ。

テンジンムサシは前走が東京2400でRL51.3のレースをR44-72と好内容で快勝。さらに54kgから50kgへと斤量も軽くなれば、確かに上位争い。ちなみにその後は凡走続きだったところをRL52.1のダート2100mブリリアントSを53kgでR内容ほとんど04アルゼンチンと同じ内容で快勝。前走京都大賞典は57kgであたりまえのように見せ場なかったが、54kgは今ならギリギリ克服できる線といえるかもしれない。

58.5kgを背負わされたダイタクバートラムにとってはRL52.0でさえ3着以内に入れないのか。でもこれもR33-62だから、結局R後60で伸びてきていて単なる騎乗ミスだろうという解釈はできる。ドスローだったし。今回58kgならまともなら勝ち負けまであるはず。GⅠ3着馬だかんね。

5着マーブルチーフは同じようなレベル・斤量の05日経新春杯で2着、東京と京都ではややパフォーマンスに差があると見るべき。さて前走京都大賞典はRL52.1を57kgで4着、-2kg減のプラスと東京変わりのマイナス、どっちが色濃く出ますかね。ちなみに総合指数では昨年の京都大賞典51.9に対し今年は51.3でほぼ同じ評価、となると今年は54kgから55kgで少し足りないかも?

チャクラは秋緒戦の京都大賞典で大きく人気を裏切って凡走、ステイヤーズSもいいとこなしでこれは不調だったとして処理したい。さて、チャクラは新潟記念・オールカマーの内容からすると京都大賞典はあまりに走らなかった印象で体調の見極めが重要になる。

最後は05目黒記念、これが一番頭数多い。RLは51.9でこれまたペースは早かったよう。

3着ダディーズドリームはこのRL52.0前後のレースで善戦マンだったのがRL52.0の烏丸SをR後67.6の内容で快勝してここに臨んだ。-2kgの54kgでここに出走してきたのだが、そのわりには3着どまりでR前後も烏丸Sからは下げた。関西のレースに比べると東京はややパフォーマンスが落ちるのかもしれない。04年1月に同レベルのレースが中山・東京・阪神と続いたのだが、そのときもMDは61-53-63と東京だけ内容がさしてよくない。

今回は56kgでRL51.5の札幌日経OPを優勝し、京都大賞典をはさんでここに来るが今回は55kgということも考えると思いのほか京都大賞典からのパフォーマンスの上積みがなく5着どまりという可能性はあるだろう。

再度チャクラでこのとき5着。ダイヤモンドSと斤量変わらずでそのRLが52.5なのだから着順もリンクする(着順こそ前者上だが内容は断然後者)わけ。結局今回は体調ひとつ。

12着ハイフレンドトライは05冬から春にかけてRL52-53で好走するには斤量52-53kgでなくてはならなかった。57kgを背負うとどうしても掲示板ギリギリにとどまる、もう一歩足りない馬だったのだ。そしてここは53kgで12着、この後休みを挟んでいることから使いつめでピークを越えていたと判断すべきだろう。

そのハイフレンドトライが05夏に一変し前走は57.5kgでRL52.2を勝ってみせた。そしてなんと今回53kgで出走できるという。となれば今回は勝つチャンス十分だろう、というか楽勝できるんじゃないか(笑)コース実績もあるし。

以上で目黒記念・アルゼンチン共和国杯経験馬の回顧は終了。あとはざっとそれ以外の路線の馬を見てみよう。こちらにこそ人気どころがいますし。

コイントス、実はアルゼンチン3着馬なんだけど中山でのもの。有馬3着の実績が示すようにもともとはRL55.5前後で何度も好走してきた1.5流の競走馬であり、RL54.0の札幌記念で好走したことから復活しつつあると判断し、RL52.1の京都大賞典ではリンカーンと1着争いをすると予想した。そしてそのリンカーンがなんとまた斤量据え置きで出られるというのだから好走できないわけがない。オールカマーで凡走したり、勝ち切れなかったりするように瞬発力を欠く面があり怖いの上がり勝負になったときだけ。そこは京都大賞典でもお世話になったビッグゴールドがいるので問題ないでしょう。3着以内はまず間違いない、ハンデに恵まれた存在だねえ。

で、そのビッグゴールド。この馬も05春先の好走はとくにフロックでもないでしょう。もともとRL55でも掲示板争いしていた馬だから斤量もらって勢いづけばRL52-53のレースで連勝なんてお手のもの。RL54.4の春天なら好走の範囲内。

問題は前走、いただけないなあ。随分後半バテてしまって…それで斤量据え置き。体調ひとつでやれる力はあるけど、その体調がどうなんだ。

サクラセンチュリーはここんとこ58kgのレースが3戦続きまして。4・6・5着でRLが52-53-52のわりにはR内容にあんまり差がなくて結構相手なりに走れるんだなという印象。で今回0.5kg減か。58kgからの0.5kg減は結構大きい、3着狙える位置も勝ちきるにはあともう-0.5kg欲しい。

ブリットレーン、いかにも人気になりそうだけど。もともとRL53.1のレースを57.5kgで快勝するだけの実力の持ち主で前走の内容はRL51.4で56kgでほぼ同じ、とまだ完全復帰には遠いが今回-3kgで一気に復活までいける可能性はある。

で、最後デルタブルース。まあ59kg背負わされるだけあって格が違いますよ。あとは体調ひとつでしょう、それ以外言うことがないです。

明日が文化の日で休みだからってこんなに頑張ることはなかったかもしれません。頑張ったついでに現段階での予想までしてしまおう。

3連複軸:コイントス・ハイフレンドトライ

相手:ファストタテヤマ サクラセンチュリー・デルタブルース・ビッグゴールド・ブリットレーン

コイントス・ハイフレンドトライの掲示板は相当堅いのではないかと思うのですが。現段階のって書きましたけど、これだけ時間かけて展望すればもうこれが予想でいいやという気にもなってきますね(笑)

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